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月曜日, 1月 07, 2008

Celebration

-Japan- (CONTAX 167MT * CONTAX TESSAR 45/2.8 * FUJI SUPERIA 200)

この写真は新宿花園神社11月の酉の市でのものです。派手な熊手が結構な値段で売られていますが、1年の商売繁盛をお願いするのですから安い物です。この時は買いませんでしたけど、次回行ったら是非買います!

さて、花園神社といえばどうしても状況劇場を連想してしまうんで、本日はそのお話。

唐 十郎、李麗仙、麿赤児、不破万作、大久保鷹、四谷シモン、
十貫寺 梅軒、根津甚八、小林薫、佐野史郎、、、

それぞれのプロフィールを調べても如何にすごい(変わった?)メンバーがこの劇団から排出されたかわかると思います。私が見に行ってた頃は、花園神社からも煙たがられていた頃で、池袋びっくりガード脇とかで公演してたなあ。その頃の主役が
根津甚八で、クライマックスでクレーンに乗っかってぐるんぐるん回ったりしてました。

かれこれ25年〜30年前くらいですから時代性もあってかこういったアングラ劇団が沢山あり、また沢山の人たちが見に行ってたと思います。まあ、アングラですから常に劇場がこじんまりしてますんで数は知れてますけどね。

そ の中でも状況は一回見ただけでは何のこっちゃ?って感じの演劇やってたんですけど、妙にイメージが焼き付く演劇で今でも劇中の1シーンとかかが印象に 残ってます。他の劇団でプロレタリアとかやってた演劇は重く暗いだけで、今思い出してみても良い印象は残ってないなあ。やはり表現ってのは説明的ではだめ ですよね。それでもアングラでは食っていけなかったんでしょう。
唐 十郎自身を含め、メンバーたちが次々にテレビデビューしていったっていう顛末ですか。

しかしその中で異彩を放つ芸術家として生き続ける
麿赤児と四谷シモンはすばらしいですね。変わった人たちっ!と思う人もいるかもしれないけど、知らない方々はまあこの二人の名前くらいはネットで調べてみて下さいよ。

大 の大人も”意味わかんない〜っ!”主張で暑くなってた(なれてた?)時代だったんですね。そういう人たちが減っちゃうのは世の中としてつまんなく なってしまいますよね。1ランク上の変な人たちが増える分にはこれからの日本には良いことだ〜〜〜っ!と、分けわかんないことを一人思う私であります。
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